50歳と孤独

今日は曇りの日だ。

雪が降るのかもしれないな。天気予報は見ていないけれど。

寅年は雪が多いのだと、友人が言っていた。

昔からの言い伝え的なことだろうけれども、いつも異常気象異常気象、と、天気を気にする彼女だから、昔と同じことが彼女を安心させるのかもしれないな。

 

そう、友達不足だ。

私は友達が欲しい。

そんな気持ち、わかる人いるだろうか。

友達なんて疲れるだけかな。

傷つくだけかな。

楽しいなんて幻かな。

この年になると、子供の頃の様にはいかないから。

 

だから、昔からの友人しか、いないなあ。

お嫁に来てからの友人とは疎遠になってしまった。

なかなかきつい人だから、パンチがあるというか、、、

でも、楽しくやっていたのに、色々あって、彼女は変わったし、私も変わったのかもしれない。とにかく、もう、ついていけない、と感じることが多くなったのだ。

だから、無理はしないし、優しみのない友人なんて、本当に要らない。

でも、今は、少し距離を置いているだけかもしれない。

もうじき、また笑って会える気がする。

 

今は、少し無難に、生きてみる。

だって、50歳だから。

若さより、深い心で、じわじわと攻めてみる。

だって、51歳になるから。

 

わだかまりが消えたんだ。

そのことが大きいのかもしれない。

親の事だ。

親を許さない心があれば、憎しみをパワーに変えて生きるだろう。

私は、許してしまった。

そういう人だ、と、まるで他人のように、思うだけ。

あるいは、失望したのかもしれない。

でも、両親にとっては、私は特別で、娘だから、という事で、よくしてくれる。

血縁のない夫は、だから、非常にレアなのだ。

孤独になったと感じても、夫がすっとそばに来てくれる。

悪いな、と感じるくらいに、優しい。

 

いずれにせよ、年を取る。

時間は過ぎる。

そのことを肝に銘じて、毎日生きる。

 

そういうことを考えた朝でした。