いい日の日記
ちょっと安心の一人時間。
少しかすんで見えた月は、赤みを帯びてもやんと鈍い光を放っていました。
ちょうど、20時10分ごろ。
振り返ると
楽しかったなあ、と思う。
幸せだったなあ、と思う。
嫌なこともそれは死ぬほどあったけれど、ラー油に沈んだトウガラシのように、
私の人生をきっと、味わい深くしてくれたんでしょう。
過去のあの頃のあの人たちが、今、どうしているのか、知らない。
仲の良い友達は、今も連絡を取るけれど、それほどでもなく、ただ、なんとなく片思いしていた人や、なんとなく笑顔が良いなと思っていた人や、好きだった人たちは、どうしているのかなあ。
幸せだといいなあ、と思う。
生きているといいなあ、と思う。
そんな風に、私を思い出す人はいるだろうか?
もう、いい歳なのに、8歳下の妹が、お姉ちゃんは可愛い、という。
姿かたちの事ではないだろうなあ・・。
私は、可愛い人が好きだからなあ。年齢性別問わず。
何かあきらめとも違う、何か、一つ階段を上った気がする。
自分の意思で、上ったと思う。
明日のことなど考えずに、今を感じていれば、自然に胸に迫るものがやってくる。
大丈夫。
そう、大丈夫。
今日は、いい日でした。