ちゃんと死ぬし
夫は、私の妹のような人が好きなのだろう。
残念ながら、私になってしまったけれど、妹のような人が良いと、
私が傷ついて錯乱すると思うらしい。
墓穴掘りまくりだ。
死ねばいいのに、と思う。
私のような人間を、愛してるなんて嘘なんだ。
そんなことがわかるから、わかるたびに絶望する。
夫は私を愛していない。
そのことに気が付くのに、さほど、時間はかからない。
だって、私を見ないもの。
だって、私を傷つけることが好きだもの。
だって、なんといっても、冷たい目で私を見るもの。
私は夫を愛しているのに、夫は、私を愛していない。
まあ、仕方のないよくある話。
涙も出ない。
愛情なんて伝わってこないよ。
私へのプレゼントは皆無。
結婚記念日はごみを捨てる日。
私の誕生日は焼肉が食べれる日。
なんて無邪気なんでしょう。
私は、こんな自分を一生嫌いだと思う。
誰からも愛されない自分を一生嫌いだと思う。
だから、迷惑かけないように、ちゃんと死ななきゃ、って思ってる。