深い心
今夜は少し平穏だ。
昨日と同じようだけれど、違う。
夫の気持ちを汲むことができた。
人間関係、職場環境、ねえ、、、
ちょっとそこから離れた、自分の時間は、
特にない。
そう、特にないんだ。
ただ、少し、音楽を聴いて、酔っていたいだけ。
缶酎ハイ一本分の自由、あってもいいと思わない?
外は涼しいんですって。
私は夫の情熱や、思慮深さや、繊細さや、ど根性や、素直な心を愛している。
涙が出そうなほど。
それが息子にもたぶん、わかるときが来ると思う。
いや、すでに分かっているのかもしれない。
父親が嫌い、とはねつけるのは簡単だ。
でも、そんな薄っぺらい人間であってほしくない。
父の背中を見て、母の優しさを感じて、育ってほしい、って思うんだ。
考えは違っても、お互いを理解することはできる。
そのうえで、自分ならどうする、そんな答えが出てきたら、、、
そう思えたら、生産性もあるでしょう。
考え方が違っても、嫌いだなあ、と思っても、
子供を嫌いな親や、親を嫌いな子供なんていないと思う。
だって、赤ちゃんの頃、親は子供に、勝手に愛情が注がれていくのよ。
何もできないわが子に、泣く子に、笑う子に、終始振り回されるのよ。
そう、親を振り回さないことができたら、大人の証拠かもしれないね・・、
実家の母が、去年の日記に、純子がトウモロコシを食べないというので、妹にあげた、と、書いてあったから、今年は植えなかった、といった。
ところが今年の純子はトウモロコシが好きだ。
ころころ変わっていく体や心だ。
親を振り回しているのかな。
ごめんなさいいつまでも赤ちゃんで。
私がこんなに心素直でいられるのは、お母さんのおかげです。
お父さんのおかげです。
愛する夫も、息子も、私に現実を突きつけます。
それが、私の学びです。
彼らは、深い心をいつも教えてくれます。
さあ、寝よう。