自由作文2

続き・・・

 

ふーねむねむ。

冷たい紅茶が空腹のおなかに吸い込まれていく。

もう10月なのに、冷房をつけていた。無意識的に。

 

そう、キャンピングカーの話だった。

キャンピングカーなんて、、、。装備、設備の良いものは高いしさ。

ふるーい中古のなんてなんだかにおいが気になるし。

 

旅をするなら、なんて、よく夫は言う。

フェリーに乗ってさ、北海道に行きたいね。

なんて。

私は旅をするなら、自然が豊かで、温泉なんかいいな、お花の写真を撮りたいな。

そう、北海道もいいんじゃない?

トレッキングも軽くしてみたいな。

お弁当持ってさ。唐揚げとおにぎりと漬物とお茶。

 

あ、私、スイーツを作るのも好きなんよ。

ケーキとかさ。今、作ってみたいのはシュークリームだね。

パイシュー生地が良いな。わくわく。

イチゴをクリームに挟んだり。ココアクリームにしたり、ナッツを入れてみたり。

粉砂糖をパーっと振りかけてさ。いい感じ~。

 

それから、パンも作ってみたい。パンは、塩パン。

バターたっぷりで、塩を練りこんで、サクフワに焼いてみたい。

新しいオーブンが欲しい。

調理器具には宇宙規模の夢がある。

それは事実だ。

 

現実はさ、そんなに、そんなに、行動的にいかないけれど、

ちょっと頑張れば、かなう趣味になると思うんだよねー。

なんか稼がねば・・・

 

お母さんができそうなことと言えば、持ってるお金を証券会社に預けることぐらいだ、

と息子が言う。はー、そこまでですか。私は。母は。頼りないですか。

 

しかしパソコンと私は相性がいい。

パソコンに向かっていると、元気が出てくる。

楽しくなる。キーボードをタッチするのも楽しいし。

もうちょい、機械ものに強くなりたい気がするが、所詮私はアナログ派という気もする。どちらにしても、たいして、突き詰めてはいないし、情熱を傾けてもいない。こだわりもない。でも、生きるヒントがある。どちらも好きだし、どちらもいい面あるし。

今って、そういう時代な気がする。

新しい物と古い物が、両方、存在意義をなしている。

これから、どう変わっていくか分からないけれど、人間が変わらない限り、もしかして、人間が人間じゃなくなる日まで、、、新しい物と古い物は、追い求められ続けるんじゃない?

 

早く、早く、って、せかしてる。

早くどうしたいんだろう。

自分に問うてる。

早く、早く、って。

 

夕方、川を見たら、めだかがさっとにげた。早いなあ。

 

という文章を楷書か何かの作品で岩手県の小学一年生で特選に選ばれた。ずっと覚えている。うれしかったのだ。父と母と妹と、東北本線の特急電車に乗って、

盛岡の文化会館まで行って、展示してある私の作品をのを見に行ったのだ。わざわざ。

たっくさんの展示がある中のほんのひとつ、という私の作品は、確かにそこにあって、

家族でそれを眺めた。今思うと、その頃開通した特急電車に乗りたかっただけじゃないかと、父の事だから、、なんて、思うけれど、高い運賃を出して、盛岡へ行ったときは、誇らしかったなあ、っていう。そういう、父と母は、私にプライドをくれた。

 

私は大事にされるのが好きだから、周りの人や、いろんなものや大事にしたいな、

と思うのだけれど、どうしても、人の気持ちだけは、くみ取れない部分が多くて、

人間嫌い病になることがある。、、なんだか、疲れてきたので、

この話はまた後程・・・